TBS

楽天がTBSに経営統合を持ちかけた。
今年に入って、ニッポン放送阪神電鉄など買収話で
賑っているが、そもそも企業は誰のものなのか?

村上氏が「もの言う株主」と言われているが、
何も言わない株主の方がおかしいと思う。
まして、数百億円を投資して何も言わない方が
どうかしていると思う。

敵対的買収とは、現経営者にとって敵対関係にあるのであって、
株主の多くにとって敵対であるとは限らない。
現経営者が保身のために買収防衛策を講じるのであれば、
ある種の背信行為ではないか。

企業は決して株主だけのものだとは思っていない。
債権者や従業員、顧客をはじめとする取引先、さらに納税義務なども
考えると、1つの社会的存在であり、多くの利害関係者が存在する。

したがって、社会貢献を忘れて利益追求することは許されないし、
違法行為などがあってはならないのである。

企業は社会貢献によって利益を生み出し、多くの利害関係者に還元する
存在であることを、株主、経営者、従業員、その他利害関係者が認識することが
重要であると思う。

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SOHO・起業家・LLP支援
多田公認会計士事務所
公認会計士・税理士 多田 信広
tadacpa@mb.infoweb.ne.jp
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